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カラスなぜ鳴く(泣く)の?
このような冒頭のうたがある。
私がカラスだったら、放っておいてほしいものだ。
いつからか、泣いたら負けだと思いがちで、泣いてるときは一人でしくしく泣きたいと思うようになった。
理由はいくつかあるけれど、1番の理由は、涙が溢れでているときは、理性が感情に負け、言葉も上手く出てこないし、自分以外のことは大抵考える余裕がないし、もう、いっぱいいっぱいになってしまうからだ。
だから、なぜなくの?なんて聞いてこないでほしい。
しかしとんでもなく捻くれた生き物で、見て見ぬふりをされるととても悲しい。
泣く という行為は、言葉と同じくらい、いやそれ以上の感情表現になるからだ。
じゃあ、どうすればいいの?
と聞かれても、困ったことに、自分ではわからない。
この世には、正解なんてなく、どうしようもないことがたくさんある。その中の一つが、人の心と、心の動きなのでは と思う。
日々いやだなあと思うこと、深く傷つくこと、フツフツと湧き出てくる怒り、全部行き場のない、どうしようもないものたちだから、そっとゴミ箱に捨てられたらいいな
ちなみに、泣くことと怒ることは、とてもよく似ている。