深夜2時 頭より少し上の位置にある輪っかに手を伸ばす。 何をしても生きている心地がしない。 いつからだったかも、もうよく覚えていない。四角い部屋にずっと一人きり。寂しさなんてとっくにどこかへ置いてきてしまった。持ち合わせているのは、この家と残…
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